フリーランスSAPエンジニアのすすめ

2022年目標:YouTube50本、出版1冊

SAP認定試験

私の認定試験の攻略法です。

 

1. 場所確保
以前は試験場に行く必要がありましたが、
今はオンライン試験も可能です。
(試験会場での試験は廃止予定?)

ただし、場所はどこでもいいという訳ではなく、
会議室などを確保する必要があります。
私はマンションの集会室を借りて受験しました。

以下の【特徴】を読んでください。
https://training.sap.com/content/certhub
「試験当日の会話例」も読んでおきましょう。
Web上で試験官と英語で会話する必要があります。

 

2. 試験を探す
次に受けたい試験を探します。
https://training.sap.com/certification/validity

 

3. 過去問購入
ネットで英語版の過去問を探して買います(6000円位)。私はJPshikenで買いました。
受験も英語でします。
なぜ英語かと言うと、ネットの過去問の日本語版の翻訳がひどく、
実際の試験のときに、過去問と同じ問題かどうか判別がつかないことがあります。
これはとてももったいないです。絶対に英語版で受けたほうがいいです。

 

4. 回答チェック
購入した過去問の回答が間違っていないか、Google等でチェックします。
英語でチェックします。少しコツがいりますが、難しくないです。
完璧な回答を作るのは不可能なので、時間をかけすぎないようにしてください。

 

5. 暗記
MtestMというスマホアプリに過去問を取り込んでひたすら暗記します。
一括インポート機能があります。

 

6. チケット購入申込
以下を購入します。これを買うと6回チャレンジできるチケットがもらえます。
CER006 SAP Certification in the Cloud (6 attempts)
https://training.sap.com/course/cer006-sap-certification-in-the-cloud-6-attempts-certification-online-010-jp-ja/
購入するとメールが届きます。数日以内にまたメールするのでちょっと待ってくれという内容です。

 

7. 支払
メールで請求書(PDF)が届くので、銀行振込にて支払いします。

 

8. 試験前準備
以下の【環境要件】を読んでください。
https://training.sap.com/content/certhub
Questionmark Secureというソフトをインストールします。
Certification HUB Examination Processというページ上の「Install/Detect Questionmark」を押し、
次の画面で「Launch」を押します。
上記と同じページ上の「Test Communication and Bandwidth」を押します。

 

9. 試験予約
以下のページの右上のボタンから「お客様のsubscriptionへアクセス」をクリック
https://training.sap.com/
「SAP Cloud Certificationへアクセス」をクリック
画面上右部の「My Account」->「Edit」より、Timezoneが日本時間であることを確認
画面上部の「Exam Dashborad」をクリック
あとは簡単です。予約後、メールが届きます。

 

10. 受験
予約したときのメールに沿って試験を受けます。
https://training.sap.com/
試験官の人と英語で会話しないといけません。
画面共有したり、パスポートを見せたり、部屋の中をカメラで写したりします。
試験終了後、すぐ合否が出ます。


※トラブル1. Question Mark上の有効期間がおかしい
有効期間の開始日が申込日の1か月後スタートとなっていた。
以下にメールして修正してもらいました。
e-learning@sap.com

 

※トラブル2. 試験が始まらない
試験予約のときに希望日時を登録するのですが、
日本時間ではなく、世界標準時刻で表示されていました。
ただし、すぐに修正できるので、30分後にスタートできました。

 

※トラブル3. 試験用アプリがエラー
試験用に使うQuestion Markというアプリでエラーが発生し、
試験官も理由がわからないということで、
受けられませんでした。。。

受験記録

2020/2/8:C-TS4CO-1709 - 合格(70%) - 過去問が約71問出題されました。
2020/2/7:C-TS4CO-1809 - 不合格(48%) - 過去問が全然出ませんでした。
2020/2/1:C_TS420_1709 - 合格(74%) - 過去問が約74問出題されました。
2020/1/23:C_TS460_1709 - 合格(80%) - 過去問が約74問出題されました。
2020/1/19:C_TS4FI_1809 - 合格(65%) - 過去問が約50問出題されました。
2020/1/17:C_TS462_1809 - 不合格(48%) - 過去問が全然出ませんでした。過去問業者
にお願いして別の過去問に変えてもらいました。

キャリアアップと英語

元々、プロマネ志望でしたが、挫折しました。
PMとかPLになると、いろんな人と接する必要がありますが、
協力的な人もいれば、そうでない人もいます。
誰にでもいい顔したい私には、
そういうやり取りがとても苦痛で、
自分にはマネジメントの才能ないんだなと思いました。

 

ということで、PMの道はあきらめて、
SEとしてのスキルを高めようと思いました。
今はPMとかPLとか難しい役割の仕事は受けません。
フリーだと、それでも十分いいお金の仕事があるので、
本当にありがたいです。

 

スキルアップの一環で、英語の勉強をし、
グローバルプロジェクトに参画し、
夢であった海外出張もできました。
TOEICは960点取りました。

 

ただ、英語の勉強はとても時間がかかるので、
やらないほうがよいでしょう。
英語をマスターしたいという人はだいたいなめていて、
簡単にマスターできると思っていますが、
まったくそんなことありません。

 

どうしても勉強したいのであれば、
フィリピンにスパルタの英会話学校がたくさんあるので、
5年間ほどそこで勉強するといいと思います。
冗談ではありません。5年必要です。

SAP S/4HANA Cloud Trial

SAP S/4HANA Cloud Trialを利用してみました。

従来のGUIではなく、FIORIベースの画面で発注と入庫をしました。

手順は以下の通りです。

 

1. 以下にアクセスします

https://www.sap.com/cmp/oth/crm-s4hana/s4hana-cloud-erp-trial.html

 

2. Register for Freeボタンを押します

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3. ログオン、または、ユーザ登録します

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4. End user licence agreementにOKを出し、スタートを押します

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5. Procure to InvoiceのGuided Tourを押します

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6. Procurementタブを選択します

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7. Manage Purchace Ordersのタイルを選択します(GUIで言うME21N)

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8. Createを押します

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9. 仕入先、品目等を入力し、最後にORDERボタンを押します

マスタデータが登録されているので、

入力ヘルプ等を利用して仕入先、品目等を入力してください。

なかなか大変です。

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うまくいけば、発注番号が表示されます。

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10. Homeに戻ります

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11. Post Goods Receipt ~~ タイルを選択します(GUIで言うMIGO)

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12. 発注番号を入力します

f:id:yanbaru_haiena:20200104191526p:plain

 

13. Itme(明細)をチェックし、POSTを押します

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登録できた旨のメッセージが出力されます

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以上です。GUIのほうが使いやすいですね。

 

SAP環境の入手方法

勉強したり、調査したりするときにSAPの環境があったらいいですよね。
自分の環境を持つ方法を紹介します。

 

1. MICHAEL MANAGEMENT社のサービスを利用する
海外の会社ですが、環境にアクセスさせてくれます。
https://library.espresso-tutorials.com/sap-systems/

 

2. CALを利用する
Cloud Aliance Libraryを利用すると自分のAWSの環境上に
SAP環境を構築できます。
https://www.sapjp.com/blog/archives/14560
イメージとしては、
自分でAWSアカウントを作り、
CALにあるSAP環境のイメージを
自分のAWS上にコピーするといった感じです。以前、自分で作ったときには1か月くらいは使えて、
その後、トライアル期間が終わったので、
正式に契約してくれというようなメールが来て、削除しました。
費用としては1万円ぐらいかかりました。

 

3. SAP S/4HANA Cloud Trialを利用する
まだ自分で試したことないのですが、
SAPがクラウド上にトライアル環境を用意してくれています。
https://www.sap.com/cmp/oth/crm-s4hana/s4hana-cloud-erp-trial.html
 

翻訳者募集(現在募集しておりません)

前回、Espresso Tutorialsという出版社を紹介しました。
https://espresso-tutorials.com/

 

こちらの本を英語から日本語に翻訳してくださる方を募集しています。
お願いできる方がいらっしゃいましたら、
コメント欄に書き込みお願いします。

 

日本語版の一冊目が今月に発売予定ですので、
発売したらお知らせします。

 

フリーランスであれば、こうした実績も
営業活動でアピールになると思います。
興味があれば、ぜひコメントお願いします。

SAPの勉強方法

独学は大変ですが、いくつか紹介します。

 

1. SAP DISCOVER
公式のオンラインセミナーです(無料)。
https://www.sapdiscover.com/japan

 

2. ECH社のオフ会
土日に開催されます。私もここでたくさん勉強させて頂きました。
http://www.echwf.com/ofkai1.htm

 

3. SAP PRESS
英語の本です。
https://www.sap-press.com/

 

4. Espresso Tutorials
英語の本です。ドイツの出版社で、私が日本の営業担当をしています。
https://espresso-tutorials.com/

 

5. 私の講座
ストアカというサイトで講座を開いています。「SAP」で検索してください。
https://www.street-academy.com/tokyo/top

 

フリーランスの仕事の探し方

2つ方法があります。

 

1つ目はエージェントに仕事を紹介してもらう方法です。
このときに注意してほしいのが商流です。
SAP業界も多重下請け構造ですので、
エンドユーザ→プライム→エージェントA社→エージェントB社→エージェントC社→エンジニア
なんてことはよくあります。
このときの問題は、エージェントがマージンを取るので、
エンジニアの収入が少なくなるということです。

 

そこで2つ目の方法ですが、
プライム企業と直接交渉します。
私の今の仕事はプライム企業に昔の同僚がいたので、
紹介してもらい、その同僚の上司と条件交渉しました。
ただ実際には、
エンドユーザ→プライム→エージェント→仙波
となりました。
大手プライムは個人と直接契約してくれないため、
エージェントを後付けで挟みました。
こうした場合、エージェントは手間が省ける分、
マージンも低いです。結果、私の収入が多くなります。

 

フリーランスになりたてのときはエージェントに頼らざるを得ないですが、
プロジェクトで仕事をしていくと、
プライム企業の方とのつてができます。
そのつてを生かしましょう。
マージンが少ない分、同じ仕事でも収入が高くなります。